『ろーじ』vol.16-A 線香花火と消えない想い

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夏、京都。

今年も、まだ見たことの無い『ろーじ』を覗く日がやってきました。

今回も、ステキなメンバーが各地より集ってくださり、暑い京都の天然の風を感じながら、非日常を過ぎしました。

IMGP1718IMGP1577今回は、おばさまと甥っ子さんのご参加など、新しいパターンも☆

 

さて、夏と言えば団扇ですが、今回は、参加者の皆様に合わせて、一枚一枚図案をつけた世界に一つの団扇に染をしてもらったりしました。

 

 

 

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夜ご飯は、疎水沿いを歩き、ステキなカフェで☆いーっぱい出してくださり、とっても満足♪

そして、現在3社しかないと言われる国産の線香花火を全社から取り寄せ、線香花火大会☆

 

 

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ハッキリ言って、今までの外国産の線香花火と、違いすぎて、違いすぎて。。。

 

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値段も、50倍くらいします。でも、触るだけで、違う。装飾も、桐箱入っている物もあったり。華やかな草木染で装飾されてたり。

目でも楽しめる。

 

で、国産線香花火って、一時無くなりかけたことあるんですね。

買わないからですよね。質は、もう、圧勝なんですよね。

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普通の手持ちも、3倍以上は長時間花を咲かせます☆

 

良いものを創るには、買ってもらわなくてはならない。大人たちでする花火は、なるべく国産にして、ほんもんの花火づくりを応援したいと思いました。

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僕は着物ですからね。皆に着てくださいとは言いにくい価格やけど。。結局、着物業界でも、同じことは起こってますよね。

同じ手描きの着物でも、「手をかけたもの」と、「展示即売会の価格層に合わせた柄の異常に少ないもの」とが、明確にあります。

 

先日も、問屋さんの社長がうちの着物をほめて下さったんですけど、「最近は、展示会用の作家が多いから、ええもんが少ないからねえ」と仰っていて。

昔は、そういう着物をいやだなとか、個性が無いなあとか、思う自分もいたのですが、今は、その人たちがそうなっていくのも少し解ります。

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うちの工房がやっていけてるのは、よその倍のクオリティを、よその倍の速さで染めてるから、なんで。

手が遅ければ、たとえ技術があっても、値段は今の倍になります。そうすると、呉服屋さんの展示即売会では値段的に難しい。

 

かたや、年に10枚も創れば高値で取引されて、生活できる作家さんもいたりする。

それも、少なすぎて、面白くないと思っちゃったりするけど(笑)

 

目指すカタチは、見えてきますよね。

「良いものを創り、その方にとっての良いものを着たい方が、ちゃんと着て頂きやすくすること。」

 

 

ということで話を戻すと(笑)

とーっても楽しい一日でした☆☆

ご参加された皆様、ありがとうございました!!

次は27日に、Bチームです☆こちらは参加者12名いらっしゃいますが、ご参加されたい方は、お声かけ下さいませ~☆☆

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