訪問着の合口(縫い口)合わせ

訪問着


すべての着物に携わる職人の最も苦心する一つが、「合口(あいくち)合わせ」です。


風彩染による銀魂着物

「あいくちあわせ」と読みます。

縫い口ですね。

縫う前は、別々の布で、

縫ってから染められるわけではないんですね。

染める現場は、このようになっています。

 

「枠場」と書いて、「わくば」と読みます。

この生地を縫い合わせて、合口のピタリと合うものを染め上げるのです。

三段ぼかしが合えば、一人前のこの技法。

合口にかかる柄が多ければ多いほど、難しいわけですね。

風彩染の技法は、海藻で濡らしながら、刷毛だけで染めていきます。

その印は、裏に、「鉛筆あたり」で線を引いていくだけで、その線を頼りに染めます。

 

この作業で、すべての合口が合うのです。

 

「一真工房家宝 美 日本」

(「染の極み」認定  徹子の部屋にて服部真湖さま着用)

通常の手描き京友禅は、通常20色から多くとも30色ほどで仕上げます。

ぼかしだけでも100色近くの色を使ったもの。

『美 日本』は、全体で使った色はなんと、180色。

 

 

また、先ほど述べた通り、ぼかし染は、三段ぼかしの合口合わせが出来れば一流とされます。

風彩染の細密友禅は、柄もぼかしも細かいですから、染め上げて、本当に合口が合うかのチェックは、期待と緊張の一瞬です。

その様子は、テレビ朝日『一志相伝』でもご紹介頂きました。

 

 

 

 


「カチン描き」という下描き方法


桃山時代、辻が花などに使われていた、墨描きでの描き方。

極細のカチン描きは、繊細な柄付けを特徴とする、技術の象徴となります。

 

これを下書きにして、色を後から付けていきます。

「防染(ぼうせん)」と言われる糊の縁取りが無いため、色付けも、非常に難しくなります。


数々の時間と心と向かい合い、毎日の湿度を感じ、染め上げていく風は、ここにしかないものとなります。

どうぞ、ご覧になりに、おいでくださいませ。

 

 

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