皆様、『銀魂』という漫画はご存知でしょうか?14日より小栗旬
かなりマンガに忠実に実写化されてるわけです☆
キャストも超豪華。メイキングなんて見ちゃうとワクワクしますが、ここでは多くを語らないことにします。
ちなみに、前売りチケットは、それぞれのキャラクターのデザイン だったようですが、一番人気で売り切れたのは、堂本剛さん演じる 高杉晋助のデザインだったようです☆☆
「眼帯」「壊したがり屋」 「女性ものとおぼしき着物を着る、洒脱の男」「でも、昔はボンボンだった?」という、中二病甚だ しい大人気キャラクターです☆
ご存知の方もいらっしゃってくださることと存じますが、一真工房四代目洋平は、かつて漫画家を目指し、『週刊少年ジャンプ』にて賞金を頂いたこともあるわけなのです。
そして、洋平は、着物作家ですが、着物を着るのも好き。
そして実は、一作品だけ、演劇をしたこともあります。
そういうのが重なると、起こっちゃうんです。こういうこと。
日本の着物作家で、間違いなく僕しか出来ないこと。
本物の女性ものとして、結婚式やパーティー、ちょっとおしゃれにお出掛け、映画館ジャックなど、多岐にわたって使用できるように考えてあります。
リポーター「洋平さん、いえ、高杉さん。どうしてこんな手間のかかるものをお染になられたんですか??」
リポーター「やばい、なりきっちゃってるよこの人。それだけで、あんな、50万円以上する様な作品を染めちゃったんですか?さすがボンボン」
ということで、もちろん非売品です☆
ちょこっとお見せしましょう、制作の途中経過です。
羽の縁は、筆で。中のぼかしは、「風彩染」で、幻想的に描きます。
高杉の袖と裾には、アニメでは一色で入っているのですが、男性物や舞台衣装ならともかく、女性が実際着ていたとなれば、深みと優しさを出したかったので、風彩染にて、風の雰囲気を出しています。
着物って、こうして反物の38センチの幅で染めて、それを縫って、色が繋がるのです☆
たとえば「袖と身頃(胴体)」のように、隣り合った場所を同時に染められるわけではないんですね。
この着物の染めには、風彩染という、生地を濡らしながら染めて、縫い口の色を揃えるという、高度な技術があって初めて染められるお着物なのです。
いやー、劇場公開日まで、あと1時間余り!!
映画観に行くのが楽しみです☆
夏じゃなかったら、この格好のまま行くのですけど。。
ちなみに、撮影、眼帯巻、着付けなど手伝ってくれた妻からは、「えっ!?恥ずかしくないの?」と聞かれ「全然!!」と言うと爆笑されました。
僕も、完成度に爆笑。あと、キセルが刷毛(笑)
いやー、楽しい。
もー、ジャンプの和服色々創って着てみたい。
コンセプトは、「本当にあったら」で、必ずしも忠実じゃない部分あってもアリかな、と。そもそも趣味で創るもんだし、だからこそ、ホントに好きじゃないと、出来ないと思うし。
『るろ剣』は、完成度めちゃ高かったので、次は、『ONEPIECE』の、扉絵の和服とかもいいなあ☆