洋服との出逢い・お客様のお言葉。

 

随分ご無沙汰になってしまいました。

この間、僕がやったことといえば、色々ありますが。

先日、ファッションデザインの世界では日本第一の賞、「装苑賞」を受賞された太田和義さんとお会いしました。

やっぱり、職人ですね。そこらの着物職人より、ずっと、職人気質であり、芸術家でした。

結局のところ、僕らみたいな人種は、真理と基本を信念で貫くしかないんですよね。
そこに存在意義がある気がします。

売れるための柄を狙うのではなく、あくまで、個性をつぎ込んだものにすること。

飾った時の美しさではなく、着たときの美しさを最優先にすること。

結局のところ、芸術家としてのトップは、創るものの本質を捉えながら、個性そのものを描くことやと思います。そして、基本でもあることですよね。それができなくなったら、芸術家としては死んだも同じやと思います。

今回は、着物の代用品や、単に着物の柄を足したものではなくて、本当の意味での和と洋のコラボをしたいねと話しておりました。

他にも色々企みだしております。
まずは催事ですけども、終わったらまた忙しくなりそうです。

そうそう、昨日、うちの着物を着ていただいている方から久しぶりのお電話がありました☆
嬉しいですね~。

「自分の中にあった着物のイメージに合うものに、初めて出会えた。」

そう言って下さっていた事をよく覚えています。
「どうしたらいいと思う??」なんて、僕に聞いてくださったのも、なんだか嬉しくてよく覚えています。

最近着付けを習いだされたらしいのですが、習い先の先生方に、

「良く分からないものを買わされて来る人もいるんだけど、これだけ良い着物は中々ないね」

と言って頂いたようです。
良かった良かった♪

確かに着物って、それがよいものかどうなのか、よく分からない方一杯いはると思います。当然やと思います。

値段の付け方も、良く分からんし、素材とかも比べてみな分からんし、比べても、どっちが良い物かは判断付けられないと思います。
いや、僕最初ほんまにそう思いました。

そのあたりも、しっかりやっていかないとあかんですね。

着る側がもっと自分で分かるように。創る側がもっと明瞭に。

絹100%とかの表示は結構しっかりするようになってきましたけど、絹にもピンキリあるし、

たとえば銀糸が使われてるものやと、絹100%にはならない。うちの帯とかそうですね。
「絹100!!」ってなんかよさげですけど、そうとは限らないって事ですよね。

じゃあ結局、どんなものが良いかって考え方は、ラベルからは分からないし、誰かが教えてあげるしかない。
もう、革命起こさなきゃですよ。

まあちょっと話ずれましたけど、また京都にも来はるそうです☆

着物パスポート使って色々回りたいって言ってはりました♪最高ですね☆
まあ、あんまり言うのもなんですが、うちの着物なら京都でもどこでも、注目されるやろなあ。間違いない☆

お会いできるの、楽しみであります♫

関連記事

LEXUSに京都代表に選ばれた匠のいる工房

PAGE TOP