6月23日。それが、僕のデビュー。
「加藤洋平」という名前で、出ていく最初の催事。
その日の為に、作品も創りました。
心の準備を整えて。
頼れる人は、誰もいない。
頼れる人は、一から創る。
初日。
会場作り。
3時間後、ほぼ終わったトコで、えらいさんからのダメだし。
「こういうのは、むかしの田舎の呉服屋の並べ方だよ」
鶴の一声、
総入れ替え。
「うっそ~今からこんなに直すのかよ~」
というオーラを出しながら隠す人もいたが、
僕は、素直に聞きました。
だって、的を射てるから。
うちの為にやってくれてはるのが良く分かったから。
喜ばしいことです。
さらに二時間半後、色々考えながら、一緒に創って、出来上がったうちのコーナーは、
平積みしてあるきもの会場のイメージを塗り変えて
いままでのどの記憶とも違いました。
二メートルを超える看板や、僕の顔写真の入ったアクリルボードまで創ってくれてはりました、そのえらいさん。
大事にします!!ありがとうございます!!!
____________乙女心に従って、語る作品を創る。_______________
僕のデビュー戦が始まります。
心に決めていることが一つ。
「来てくれたお客さん全員に、笑顔になって帰ってもらおう。」
売り上げは、二の次です。人を笑わせて、幸せにすれば、結果はついてきますから。
毎日、この言葉を念じてから、出発しました。
決戦前夜。
自分が何を出来るか確認しながらの夜でした。