祖父の代から、長年職人として勤めてくれている、かずみちゃん。
職人としても、もちろん、すごく丁寧で、きっちりした仕事をする、かずみちゃんの手さばきは、いつも工房見学のお客様に感動して頂いております。
スキーの時は、優しくも厳しかったかずみちゃん。
スキーって、こけ方下手だと、すごく痛いんですよね。足があり得ない方向にいっちゃたりして。そーとー痛い。泣いたことありますし(笑)
で、かずみちゃんは、助けてくれない。いつも、立ち上がるまで、じっと待ってるんですね。また、スキーの時って、皆サングラスやから、目線が分からなくて怖いという。。(笑)
でも、他の同世代の子どもたちとスキーしたときに、他の子たちがワーワー言って、助け起こしてもらってるのを見て解りました。
そういうことを教えてくれたんやなって。
今は、痛い転び方をすることはありませんが、もし転んでも、自分で立てる。そういうことかと思います。
と、前置きが長くなりましたが、そんなかずみちゃんが、姪っ子ちゃんに染めた一大傑作です!!
もー、道行く方にも、写真館の方にも、「どこで創ったの!?」って聞かれたそう。
『総風彩秋桜吹雪銀通し』
いやーよくお似合いです☆
着物との相性あってこその着姿。
袋帯も、もちろん風彩染と、手描きのコスモスです。生地も、女性自身の体で試して吟味した、最高の締め心地のものです。
風彩染のように、濡らして描く染で、多色の縫い口の色を合わせていくのは、様々な染の中でも最も難しいことです。
しかも全身。これが、一真工房が誇る技術なんですね。一瞬でも気を抜けば、難もん(失敗品)になる。
姪っ子ちゃんが、晴れ姿を目いっぱい素敵に飾れるよう、振袖4丈、帯1丈3尺、計20メートル以上を染め抜いた逸品です。
これから、ご自身が、この振袖に想いを重ねて、さらなる素敵な着物にしてくださることでしょうね☆
風彩染一真工房に、お着物ご依頼の方、工房見学をされたい方は、どうぞ、こちらから、お気軽にお問い合わせくださいね☆