お宮参り&掛け着制作

やっぱり、自分の娘の掛け着は、(というか、呉服全般)は自分で染めなきゃ、ということで、娘の名前でもある「自由の羽」から柄を考え、染めました。

 

額に「小」と書くのも京都ならでは☆
一真工房三世代の面々です☆この日はピンクでまとまりました☆

地元の氏神様でお祈り。戌の日に授与された安産祈願のお守りも、ずーっと、お風呂以外は肌身離さず持ってました。(結構縁起担ぐタイプ)

壬生寺近くのここは、今は小さいけれど、祇園社のもともとの場所で、平安時代の地図にもちゃんと載っている神社なんです。

さて、この掛け着、つくるのは、それなりに苦労しました!!

実は、掛け着は別業界。縫える人が身近にいない。。着物お仕立てのプロたちも、めったやたらに縫わないので、正確な寸法が最初分からなかったんです。一真工房も、祖父が僕に染めた以来。

  • 掛け着のオーダーメイド 京都の着物工房 風彩染一真工房

娘の誕生には、絵に関する不思議なことが二つ。

一つは、僕は毎年年賀状は干支にちなんで描いていますが、この子ができる年に、初めて「三匹の家族の戌」を描いてたんです。これまで干支は一匹ないし多くとも二匹で描いてきたのに。 しかも、ちょっと顔似てる気がしてきます。。笑
もう一つは今年の年賀状。自分と妻と、赤ちゃんを抱いた絵を描いたのですが、着物がこの日のお宮参りのまんまの色なんです。直前まで二人とも違う単ものを着る予定だったのに、です。これ、袷なんです、六月なのに。でも!涼しかった。。

掛け着・七五三のお着物制作ご依頼もお待ちしております!!

目安としてのお値段は、今回のものクラスで20万円~30万円ほどです。(工房直売のみ。よほど柄が手が込むと変わります。)

 

お着物でお祝いされる日を、お手伝いさせて頂ければ嬉しいです!!

結び

毎日三食作ったり、育児しながらの製作はほんとハードでした!!お宮参りまで、かつてないほどギリギリの製作日程なのに、夜中、どうやっても泣き止まない娘を構わず制作続けて後で凄く罪悪感にさいなまれたり。まあ、ほっておいたの三分くらいでしたが(笑)毎日育児しつつ朝5時まで染めるのが普通になってました。まあ、その後11時まで寝てましたけど(笑)

僕なりの親の愛!!これからがまた、楽しみです。

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