刷毛を護る

私たちの刷毛は、祖父の代からお世話になっている刷毛屋さんで買っています。

しかしその刷毛が今や危機に瀕しています。

ただ買うだけでは足りなかった

現在の着物の製造数は、1971年と比べてわずか2パーセントということです。

着物を染めれる人間が少なければ、刷毛の需要も少ない。しかし、価格を大きく上げることはない。(出来ない場合もあります)

そうなれば、立ちゆかなくなるのは、当然です。


刷毛を買い占める

無くなってしまったサイズの刷毛を作れるのはお一人だったそうです。

他のサイズの刷毛が出た時は、少しでも買い取るようにしています。
お安くはないですが、現状必要なものだけ買ってては、もう無くなってしまうんです。
必要な人は予約して買ってらっしゃるようですが、圧倒的に買う数が足りてないんです。
なので、跡継ぎも作れないんです。

 

取り組みとして

私たちの工房でお着物を製作してくださった場合、一点に付き、刷毛を一本買います。

他にもしなくてはならないことはたくさんあります。

現在、お着物を染めることは、様々な危機に直面しています。

〇染める人間が少ない

〇良い生地を織れる人が少ない

〇刷毛やしんしなど、道具を作れる人が少ない

〇蒸しや整理など、下仕事が少ない

私たちだけが心掛けても微々たるものですが、何もしないよりはましです。

とても難しい状況ですが、今後とも、お力添えいただければ幸いです。

                       風彩染一真工房四代目

                             加藤洋平

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