ものづくり・スタイリスト

四代目洋平の経歴

風は、凪まらない。

心で感じる「風」を吹かせています。

かつては漫画を描いていました。
でも、もっと人に会いたいと思うようになりました。
「人」が主体の着物は、染めて、会えることに気づきました。
漫画は、僕がストーリーを創りましたが、
着物は、着た人がストーリーを紡ぎます。
だから、たくさん話して、オーダーメイドを創るのも得意で大好きです。
 ー略歴ー
2007年『週刊少年ジャンプ』賞金獲得・担当付き
2014年初めてのドキュメント以降、全国放送や世界放送でも採り上げて頂くようになりました。
2016年LEXUSの都道府県ごとのコンペに勝ち抜き、「京都の匠」となる
2022年朝日新聞全国版に半面掲載
2025年着物作家では唯一、万博の特集ページに採り上げられる。

創れるもの

  1. 各種着物
  2. 色打掛
  3. レースカーテン・日傘・扇子
  4. オーダーメイド年間20枚

洋平にしか創れないもの。

貴方がいなければ生まれない作品。

それを創るのが、大好きで、醍醐味です。

 

洋平の経歴

賞歴

  • 「2008年」京都手描友禅作品展に初出展。大きな反響を呼ぶ。

  • 「2007年」『週刊少年ジャンプ』ストーリーキング炎賞賞金獲得

  • 「2013年」  伝統的工芸展入選東京青山にて展示
  • 「2015年」京手描友禅作品展「リビング京都賞」受賞
  • 「2016年」LEXUS New TAKUMI PROJECT 2016年 「匠」 京都代表に選抜

テレビ取材

書籍・新聞

  • 『めぐる日本のモノづくり 52 stories of NEW TAKUMI』
  • 「2020年」『ELLE』のwebサイト
  • 「2022年」朝日新聞デジタル・朝日新聞全国紙2面「凄腕しごとにん」にて取材掲載

女優・テレビ・映画衣装

活動

「2008年」

  • 京都手描友禅作品展に初出展。大きな反響を呼ぶ。
  • 全国の呉服屋催事に回りだす。業界異色の、販売現場と染を両方兼ねる存在を目指す。
  • 「2010年」着物お出かけ会『ろーじ』主催 開始
  • 「2011年」  京都府庁にて工房体験
  • 「2016年」LEXUS New TAKUMI PROJECT 2016年 「匠」 京都代表に選抜として、レースカーテン・日傘という、着物作家がこれまで創れなかった分野に挑戦し、独自の作品を創る。
  • 「2018年」sen-seファッションショー
  • 「2019年」着物の買い方講座開始
  • 京都の中学校で講演
  • 「2022年」N.Y.を中心としたLuxury Japan Tours - Japan Luxury Travel | JapanQuest Journeysにご依頼を受け、ラグジュアリー層の工房見学を開始。
  • 京都の中学校で講演
  • 「2023年」芦屋の谷崎潤一郎記念館にて展示会・工房体験を開催。
  • 「2024年」東京の中学校で講演
  • 「2025年」2025年大阪関西万博にて、工房ツアーを特集ページにてご紹介頂きました。(着物作家唯一)

ラジオ

着物作家になる前のお話

「水と筆に心を問い、乙女心を絵筆に乗せて、物語る作品を創る」

一真工房四代目 1981年10月30日生まれ

数少なくなる手描きの着物、それも独自の技術で染め続けてきた工房であり、紅白歌合戦や、文化博物館に永久保存される振袖、ドラマの衣装、京手描友禅作品展連続受賞など華々しい経歴もある一真工房に生まれる。
が、業界に初めて入った頃、「着物」のイメージとはうらはらに、様々な内外の問題点に愕然とし、動き出す。

「今までのこと」

12歳の頃から学校が嫌いで漫画が大好きで、「死にたくない人生」から「生きたい人生」に変えてくれた漫画のおかげで、「世界に一人でも自分のように夢を持つ子供が現れるように」と漫画を描きだす。

漫画ばかり描いてたら、進学校にも関わらず、偏差値は超低迷。「漫画家になっても良いから大学は出てくれ」という親の説得もあり、進路には相当迷ったけれど、見つけた志望校は漫画の勉強になると確信し、猛勉強。同志社大学文化学科文化史日本史コースに入学。1年しかまともに勉強せず、京都市教育委員会直轄の、青少年育成キャンプサークルに傾倒。灰の入ったカレーなど食べたこともなかったのに、会長まで務め、180人でキャンプ・運営を取り仕切るようになる。物語やテーマ溢れるキャンプを創る。このころの経験も、現在のイベントやものづくりにとても役に立っています。

漫画で鍛え上げた人生☆

サークルに没頭しすぎ、23歳から漫画修行を再開。25歳で『週刊少年ジャンプ』で賞金と担当を獲得。この頃から家業の着物作家と2足の草鞋。「ネタ拾い」に、展示会場に足を運んだり、たまに得意の動物画の帯を染めていました。同時に、 漫画の取材で出逢った自給自足の村やボクシング、演劇、青春の日々が楽しすぎたことにより、「絵を描くことだけの生活+リアルな世界」への楽しみを得たくなる。また、展示会場で出逢った素敵なお客様方から、「3代目のお着物ではなく、貴方の着物が欲しい」とお声をいただき、着物づくりを本格的にスタートする。

展示会場でコーディネート」と「工房での作品作り」を兼ねる、異色の着物作家の誕生である(大河風)笑

(ちなみに、「先生」と言われる着物作家は営業のみの作家が95%以上、40代以下の若い作家だと、特にほぼ全員が営業のみをこなす。デザインもしていない。最近では「美大出身」と嘘をつく声もきく。恥ずかしい業界である。)

漫画は僕がストーリーを考える。着物は着る人がストーリーを創る。

着物にはストーリーが溢れ、常に着ている人がどのように褒められ、その着物一つで話を膨らませられるか、を大事に考えている。まさに人がいなければ成り立たない「着物」が天職と感じ、着物作家へ道を歩む。

興味があれば、なんでもチャレンジしてきました。けれど、大切にしているのは、

「それを創る必然性」と、「誰もやっていないこと」
染めてコスプレ中
染めてコスプレ中

風はとどまらない。同じ風は吹かない。

やりたいことはたくさんあるけれど、自分がやるべき仕事と、出逢うべき人とお仕事出来るように、有限な時間の中で生きています。こんな長文を読んでくださった方にも、いつかお逢いできますように。

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