「風呂敷に、弟のように一緒に育った、うちの鳥を染めてほしい」
「HPを拝見したところ、風呂敷は作ってらっしゃらないと思うので
フクロウの風呂敷ならたくさんあるのではと思ってネットや京都に
とのこと。なんてユニークで一点物なご依頼☆☆
その夢叶えてさし上げましょう!!ということで、喜んで染めさせて頂きました。
風呂敷の大きさは二四巾(にしはば)、素材は正絹、それも厚手の最高級の生地をご用意致しました。
打ち合わせ、目の前で、表情の描き方や大きさを描かせて頂き、入念にチェック。たーくさんのお写真も頂いて、大きさも、縮小コピーで3パーセントずつくらい変えて、5パターンくらい作って決めました☆そのラフを清書し、生地に染めていきます。
彩色していき。。
じゃーん☆さあ、風を染めて、羽ばたかせます☆
風彩染の形は、普段あまり飛べないからこそ、遠くの枝からびゅーんと来るように、とか、最初はグレーで近づくとカラフルに、など、様々なイメージがあったり。
染め終わったら、蒸して洗って、縫って、水弾く加工を付けて、完成はこちら!!
包むときも美しく、その表情を変えます☆
ご納品は、感動に包まれました!!
「スック(鳥ちゃんの名前ね☆)がいる~!!」ってお喜び頂いたり。先日見て感動した虹に色がそっくりで、「良く分かりましたね!!」ってリンクしたり。お誂えはそんな奇跡に溢れています。不思議と。。その方のことを想いながら染めるから、神様のプレゼントなのかもしれませんね。
おばあさま、お母様はお茶もされており、ご自身のお名前入りの風呂敷をお持ちながらも、自分の風呂敷は、これだというものが見つからないので、今まで作ってもらわず、お持ちでなかったそうです。
これが初めての一生もの。お任せいただき、有難うございます!!