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LEXUSの選ぶ、京都の若き匠としてのプロダクト
この度の挑戦は、LEXUS NEW TAKUMI PROJECTで、2016年の京都代表としての挑戦を通してでなければ、なかなか着手できないものでした。改めて、LEXUSの皆様に感謝申し上げます。
風彩染カーテン『蒼竹-Aotake-』
「風を染める、ということ。」
風とは目に見えないものですが、見えるように感じたこと、あるのではないでしょうか?
特に日本人は、「あの頃の風」だったり、「新しい風」だったりと、
風のことを「心」として捉えます。
風を感じて、風に包まれる。
毎日の風は違うし、少し揺れるだけで違っても見えます。
陽によって変わる色味。移り行く自然と共に変わる姿
「動いた時に美しい」
この暖簾とレースカーテンを染める「風彩染」とは、着物の技法である「濡れ描き友禅」というものを基本にした、
様々な刷毛で染められる、商標登録されている独特の手染め技法です。
「動いた時に、より美しい」と言われる風彩染は、風を心で感じて色を付ける、
自由な動きのぼかし染め。風とは日本人にとって心そのもの。ぼかし染めは、
日本の文化の根幹です。この暖簾が風に揺れた時、幸せが訪れれば幸いです。
また、生地は、富山まで行き仕入れてきたもの。今は亡き会長が、いつかカーテンの生地にと願いを込めていた生地だそうです。その風をはらむ動きは、本当に美しく、理想の動きとなりました。
風の暖簾『霞』
中から外を見ると、光の差で、風が透けているように見えます。
ご注文方法
作品 | 参考サイズ | 参考価格 |
風のカーテン(蒼風) | 200㎝×200㎝の窓枠用 | 140,000円(メーター35,000円) |
風の暖簾(色は様々) | 110㎝×120㎝ | 46,200円(メーター35,000円) |
暖簾は、様々な色からお選びいただけます。色選びのページはコチラ(日傘のページに移ります。)
完全オーダーメイドもさせて頂きます。
デザイン・色目など、完全にオーダーでおつくりの場合もご依頼ください。
まずはデザインのご相談から、無料お見積りさせて頂きます。レースカーテン(例:200㎝×200㎝ 20万円~)
暖簾には、屋号も入れられます。(110㎝×120㎝ 8万円~)
暖簾『光彩』
暖簾『雲水』
カーテン『虹追いかける風』
オーダーのお客様のお声
お好みの色がグリーン系とのことで、⑧『緑風』をベースに、お任せでさせて頂きました。
お客様からのコメント☆「近くで動いただけでも、その風で優雅に動きます。
朝 窓を開けたら気持ちよく揺れて 思わず動画。色味も絶妙です(^-^)私の買い物にはダメ出しが多い夫氏にも好評でした。」とのこと。お喜び頂けて、良かったです。
ご質問も、お気軽に、お問い合わせくださいませ。
染める染料は、着物のものと違い、染めているときと、仕上がりで、まったく色目が変わります。この研究に1年半を費やしました。
↓
着物の縫い口合わせの技術と、陶器の焼き上がりの予測の力を併せ持たなければ出来ない、刷毛による手染めの作品です。
防炎加工
人が集まる建築・31メートル以上の建物に生地を使おうとすると、問題になってくるのが防炎加工です。
絹のものにはかけにくく、色も変わってしまうなど、様々な困難があるのですが、その問題も素材を変えることでクリアし、防炎加工を施し、ラベルが取得できます。
これにより、風彩染の動きのある手染めの柄が、カーテンなどの大きなインテリアとして可能になりました。
日にやけにくい
通常のレースカーテンで言うと、プリントものになりますが、一般的な昇華転写プリントに対しても、より堅牢度の高い染料を使っておりますので、
「着物の技術を使いたいが、やけやすい」ということが無くなりました。
「良い風が吹きますように」
人が入る玄関口。新しい風が吹き込む窓。
そんなところに、縁起の良いものが吹き込むことを、日本人は
「良い風が吹いてきた」と表現します。
上昇気流に乗せて、良い風に乗りますように。