「未来を変える」それが私たちの染める着物です。

 

私たちの染める着物に出逢って頂いたら、必ず幸せになって頂きたい。

いつもそう願って染めています。

シンデレラの魔法使いのようになりたい。

それは、願いでも奇跡でもなく、なすべきことです。

 

膨大な手間と独自の感性・技術で、一つずつ。ゆっくりと制作していきます。

 私たちの特別な技術の名前は、
「風彩染」ふうさいぞめ。 

心で感じた「風」を染める、着物業界唯一の技法です。

それは、日本文化の根幹である、平安時代より1200年続く、「ぼかし染め」に端を発します。

 その歴史上、誰も出来なかった「白いぼかし染め」。

その「白」は貝殻から作られ、「胡粉」と呼ばれるものです。

その胡粉を、ぼかし染めに使う技術を確立させた、1200年で唯一の染めが、「風彩染」なのです。

風彩染は、胡粉だけでは成り立ちません。なにより、「風」という、「自然そのもの」を描く感性が必要です。

風は、古来は「ち」と呼ばれ、神聖なものとされてきました。(いのち・いかづちなどの「ち」と同義)日本語において、「風」の言葉はなんと、2000語を数えます。

色打掛貸衣装

目に見えないものを「感じる感性」は、日本人そのものでもあります。

その技法は国に登録され、真似をすることも出来ず、その名前もやはり登録されています。

 

「風彩染」は、日本人の源流であると同時に、他に真似出来ない独自性を備えた表現方法なのです。

証紙

「風彩染」は、その名前と共に、技術が登録されています。法的にも技術的にも真似の出来ないものとなっております。

また、手描友禅組合の証紙と共に、経済産業大臣指定伝統的工芸品の証紙もお付けすることが出来ます。こちらは、インクジェットや、ピースと呼ばれる簡易なぼかし染めでは取得できない、昔ながらの刷毛で染めるものへの証紙となります。一真工房では、訪問着は勿論のこと、小紋や半巾帯にまでも、この証紙をお付けすることが出来ます。

一真工房の作品一作品ごとに付くこの証紙は、すべて登録されて、経産省へ提出されています。番号はシリアルナンバーを表しております。

GALLERY

テーマは「風」

一真工房が最も大切にしている技術が、「風彩染」という、風を染める技法です。

風彩染はぼかし染めの一種なのですが、ぼかし染めというのは、遣唐使が廃止され、日本独特の文化が育まれた国風文化の時代に育まれた、日本人にとって大切な技法で、1200年の歴史があると言われます。

着物業界で希少な商標を得ています。

近年では、鬼滅の刃の市松模様や麻の葉柄が、登録できなかったことからも分かるように、「ぼかし染め」で取ることは非常に稀であり、現代では風彩染しかありません。

歴史上はじめてのぼかし技法を発明した工房

そのぼかし技法を考え出したのは、二代、加藤光(みつ)。しかし、当時それを出来るのは誰もおらず、本人も、最後まで完成には至りませんでした。

それを完成させたのが三代。それは、これまでのぼかし染めに存在しない、「白」を染める技法を根本とし、一般的な着物の10倍以上の色目を使うことに成功しました

風を染める。日本語では「風」は「心」のこと

「良い風吹きますように」という言葉のように、「風」とは「心」の形でもあります。

その想いに、ただの柄を超えた、風彩染の深さがあるのです。

 

 

経歴はコチラ

技術力の見極め方

風彩染一真工房非売品訪問着

お着物は、絵が繋がる訪問着であれば、縫い口(合口と言います)を合わせるのがとても難しい技術です。

着物は全て、38㎝(~42㎝)×13m50㎝ほどの1枚の生地から出来ています。

着物を染めているところ染める時は、「枠場」と言われるところにグルグルと張って、染めていきます。

ですので、もともと縫われてるわけでは無いため、合い口の色を合わせるのが大変なんですね。

↑別々に染めた生地の縫い目が合うか、チェック中

特に、刷毛を使い、手わざで染めたもの、その中でも「ぼかし染め」は、まったく同じぼかしを染めないと、縫った時に色がそろわないのだから、大変なことです。これは、世界でも類を見ない服飾の技法と言えます。

 

「ぼかし染め」は、最初に濡らしてから染めていきます。染めた色も、染めた時と乾いた時では、濃さが全く変わります。濡れた生地は色濃く見えますよね?そちらと同じです。

プロの基準は、「3段合わせ」の「3色」

これだけ出来ればひとまずプロです。では、一真工房のぼかし合わせは最大何段か。

一真工房は「65段合わせ」の「180色」です。
 

POINT→段数が多くとも、5色くらいならやりやすいので、段と色数両方多いものが技術力の高いものです。

※段数が少ないから技術が低いということはありませんが、段数色数は、その作家がどこまでのセンスと技術力があるのかの基準にはなります。

小紋の場合

小紋の場合は、縫い口は関係ありません。同じ柄が続き、縫い口の柄が合わないものが小紋です。ですので、一般的には「型染」か、プリントです。

しかし、一真工房は、小紋も手で染めます風彩染一真工房風彩小紋ピンク着物手描き小紋加工着尺

この場合、大変なことは、13メートルの生地のなかで、ぼかしの雰囲気を揃えなくてはならないことです。

生地が濡れているところと、濡れてないところの狭間が分かりますでしょうか??途中で止めれば、ここで水のカタが付いてしまいます。だから、一気に染めます。体力も精神力も一気に放出します。13m先を染めるころにはボロボロです。でも、染めは、ぶれない。

50年使って老朽化した乾かし機から、一酸化炭素が漏れてガスが充満してる中でも手を止めることが出来ず、染め続けて倒れた3代目の姿は忘れられません。

だから、この着姿が出来るんです。そして、多くの他社の職人さんはこう言います。

「よお色が揃うもんやなあ」

一真工房の小紋をお持ちの方は、是非誇ってください(笑)

一流の基準は、「3色ぼかし、一反の色目が揃うこと」です。

一真工房は7~14色です

 

           帯へのこだわり

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