先日、祇園のお茶屋さんに行ってきました。
真面目な話もしましたが、終始馬鹿な話もして笑ってました。
「久しぶりに、こんな爽やかな青年とあえて嬉しいわ!!」って言ってくれました。
僕は、途中までの大将の弾けっぷりに、「この人の料理、ほんまにおいしいんやろか」
と思ってました。
でも、展示会とかで出会うお客さんと、一期一会の出会いをすることや、
もう一度、お店に来てくれるっていうことの嬉しさとか、色々と共通項は多かったです。
お店の内装に用意した、いけばなの意味を知っていてくれて、
インスピレーションが逢い、次々と話が生まれるお客さんの話をしてくれた大将。
僕も、創った作品の細かい部分まで指摘して、気付いてくれるお客さんには魅力を感じます。
けれど、本当に共感したのはその先で、
「そういう風に、共感してくれるって一番嬉しいでしょ?」って聞かれた大将が、
そんな風でなくても、ただ美味しいって言ってくれるお客さん、もう
そういうのに区別は無いってこと。
その通りやと思いました。
多分、この気持ちを持っているというのは、
持つことが難しいよりも、継続していくのが難しいんやろうなって思います。
「大事なこと」
持っている人と喋った方が気持ち良いし、
そうじゃないモノに囲まれる日々の中、癒されます。
と、言うわけで、舞妓さんの舞は、「黒髪」という、舞妓から芸妓になる間しか舞うことを許されないという、希少なものでした。
色々勉強になりました。
それでは、また。