「京都がおうちにやってくる。」
そんなコンセプトで行われる工房体験があります。
京都で150年着物を手描きで染めている一真工房(いっしんこうぼう)の四代目、加藤洋平の取り組みで、家にいながらオンラインで指導で、手描きの扇子が創れる、というもの。
柄は現在6柄で、色の組み合わせなどは自由に出来るので、本格的な友禅技法でオリジナル扇子を作成可能。
対象年齢は小学生高学年以上で、染め方により難易度は変わるので、絵を描くのが好きな大人まで楽しめるのも嬉しい。
工房での体験以外にも、京都府庁でのイベントや、車のLEXUSオーナー家族向きのイベントとしても行われ、NHKなど、メディアでも取りあげられてきた工房体験は、2020年で12年目を迎える。
一真工房の染めは、着物業界でも有名な手描きの技法。団体客の受け入れも始め、タイの学生80名を四度に分け受け入れるなど、柔軟に対応していたが、コロナ渦の今は、集団での受け入れではなく、一日一組対応で、換気・手洗いなどに気を付けて再開している。
「コロナが収束してきていても、ワクチンが出来るまでは、家からなるべく出たくないと言う人や、京都への旅行を取りやめた人は多いと思います。京都の奥の体験がして頂ければ、嬉しく思います。」と加藤洋平は語る。
送られてくる扇子には、動画のように一本ずつ加藤自身の手描きで柄の枠線が描き込まれる。
そこに体験者が手描きをしていく。
体験した人にとっては、この夏の扇子は、一生ものの扇子になるかもしれない。
Lexus Summer Workshopの様子↓
リモート工房体験詳細
- 制作出来るもの:和紙の夏扇子
- 費用:6,800円
- キット内容:柄の縁取り線の描いた扇面・着物用染料・着物用刷毛
- 日時:お互いの都合がつく時間帯。説明・指導は約30分。