加藤洋平プロフィール

「水と筆に心を問い、乙女心を絵筆に乗せて、物語る作品を創る」

一真工房四代目 1981年10月30日生まれ

数少なくなる手描きの着物、それも独自の技術で染め続けてきた工房であり、紅白歌合戦や、文化博物館に永久保存される振袖、ドラマの衣装、京手描友禅作品展連続受賞など華々しい経歴もある一真工房に生まれる。

「今までのこと」

12歳の頃から学校が嫌いで漫画が好きで、死にたくない人生から「生きたい人生」に変えてくれた漫画のおかげで、「世界に一人でも自分のように夢を持つ子供が現れるように」と漫画を描きだす。漫画ばっかり描いてたら偏差値は最悪に。「漫画家になっても良いから大学は出てくれ」という親の説得もあり、進路には相当迷ったけれど、見つけた志望校は漫画の勉強になると確信し、猛勉強。同志社大学文化学科文化史日本史コースに入学。1年しかまともに勉強せず、灰の入ったカレーなど食べたこともなかったのに、子供たちとキャンプするサークルに傾倒して会長まで務め、180人でキャンプ・運営を取り仕切るようになる。物語やテーマ溢れるキャンプを創る。

漫画で鍛え上げた人生☆

25歳で『週刊少年ジャンプ』で賞金と担当を獲得。しかし、この後家業の着物作家に転向。 漫画の取材で出逢った自給自足の村やボクシング、演劇、青春の日々から、絵を描くことだけの生活+リアルな世界への楽しみを得たくなり、まさに人がいなければ成り立たない「着物」への道を歩む。

漫画は僕がストーリーを考える。着物は着る人がストーリーを創る。

着物にはストーリーが溢れ、常に着ている人がどのように褒められ、その着物一つで話を膨らませられるか、を大事に考えている。 その後テレビ・ラジオ・本などメディア出演多数。タカラヅカトップスターや服部真湖など芸能人の衣装や、映画の衣装なども制作。2016年には、LEXUSより京都の匠として選ばれ、手染め最高巾に挑戦や、日焼け色飛びしないインテリアや日傘、ダンサーの舞台衣装・大好きな漫画のキャラの着物を具現化させるなど、ワクワクの場を広げている。

興味があれば、なんでもチャレンジしてきた。けれど、大切にしているのは、

「それを創る必然性」と、「誰もやっていないこと」
染めてコスプレ中
染めてコスプレ中

かどうか。

手描きで染められるもの:絹・ポリエステル・綿・革

「2008年」

 「2009年」

  • 『115handmade story’s』に「ペットの絵」掲載

「2010年」

「2011年」

「2012年」

「2013年」

「2014年」

「2015年」

「2016年」

「2017年」

  • 京都新聞・読売新聞・朝日新聞にて一ページ独占掲載。
  • 『歌劇』1月号にて、宝塚元トップスター明日海りおさまご着用
  • 『Kyoto Brand Collection』掲載
  • 東横イン・アパホテル・リッチモンドホテルなど15万室に、テレビ朝日のドキュメントが配信。
  • 『めぐる日本のモノづくり 52 stories of NEW TAKUMI』

「2018年」

「2019年」

「2020年」

コロナで3カ月休業。革命に向けて爆走中。

現在2024年1月

その後、コロナに負けず、数々の全国放送のテレビ出演や、朝日新聞の全国版に取材を受けたり、『やんごとなき一族』にて土屋太鳳様・木村多江様・松本若菜様もご着用くださいました。また、万博にも関われるようになり、色打掛のレンタル「ときつかぜ」も始めたりと、活躍の場所を広げています。

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洋平は、考えている。

どうすれば、「着物」というものが、感動の詰まったドラマであることを伝え、経験してもらえるか。

どうすれば、同じ世代の、着物の好きな、和の好きな人たちを、そのまま、きちんと本物を見てもらえるか。

どうすれば、もっと、多くの人に、風彩染を知ってもらえるか。

そして、「風」という、何者にも決められないものを描くことを、追いかけ続けています。

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