難しかったご利用例その③「大手術!!」
破れた生地のお取替え(難度A級)とシミ落とし、ほつれ直し(難度C級)
お母様の代から引き継いだお振袖。ところどころにほつれやシミ、さらには、負荷がかかるところには生地破れまで。特に目立つシミを抜いて、膝の部分の大輪の牡丹柄は破れがあったので、
一から生地を染めて、もともとの牡丹をくりぬいて、あてはめました。
加工内容としては、30cmほどの牡丹の花を新しい生地を用意して、そっくりに染める。当時同じ生地は無いので、色々と生地から吟味しました。染めも、出来が良いものを染めるため、5回ほど牡丹を染めました。
(縫い口にまたがっているので、二枚の部分を染め、縫い合わせた時に柄が繋がるようにしました。)
色の調整をして
- 元々の傷んだ部分をくりぬいて、新しい生地をあてはめる。
- 継ぎ目は「金駒刺繍」という金の糸のようなもので、隠す。
- 解いているので、改めて仕立て直す。
- 日数の為、かなり落ちにくくなったシミを出来るだけ除去する。
そして出来上がったのが、こちらです!!
実は、お直し前、牡丹の右上隣の葉っぱも破れていて、そこは、葉っぱに金駒すると、一枚だけ金の縁取りになり、違和感が出るので、実は、葉っぱの分まで牡丹を大きくしていますが、気付かれましたでしょうか??
(気付かれない方が良いのです笑)
あまりに綺麗になって、お母様も、彼氏まで様も含め、すごく感動されたとのこと。良かったです。。
参考費用:柄染め/28,000円 金駒刺繍・染み抜き・仕立て直し/ 92,000円
計120,000円(市場価格は20万円~の見積り) |
後日、パーティーにて、ご一緒出来ました☆☆
「誘って頂いてありがとうございました😆直してもらった振袖もきれて、嬉しかったです
👘やっぱり着物って素敵ですね
」とのこと。
長いこと見つめていた生地でしたが、やっぱり、着た方が美しい。着物って、そういうものですね。
実例①お仕立て替え実例②破れとカビ実例③破れた振袖実例④真っ赤な振袖を実例⑤使えない帯実例⑥年代物
お母様とおばあさまの思い出の着物を、蘇らせました。
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たばこの灰での生地の破れと、カビから「黄変」した絶対取れないシミへの施工を致しました。
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ご親戚で使うお振袖。ところどころ破れたお振袖に、「同じ柄を染めてあてはめる」と言う大工事を致しました。
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大切なお振袖今着れる着物へ、大変身。さらに、切った袖はバッグへ変身しました。
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白い帯を、色彩豊かな帯へ染め替えました。
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おばあさまの大島。良いものだけど、さすがに地味だし時代が出ている。。なのを、今着れるお着物に染め替えました。
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